2012年01月20日

パルス退院2ヶ月後の通院日

ステロイドパルス退院2ヶ月後(2回目)の通院日の報告です。

蛋白(+−)  前回(ー)
潜血(ー)  前回(+−)
1日蛋白量(推定)[尿蛋白÷尿クレアチニン] 0.19g  前回0.18g


比重(尿の濃さ) 1.013(薄め)  前回 1.007(かなり薄い)
[比重の標準値は、1.01〜1.03]

1日蛋白量(推定)がほぼ同じなのに、前回ーから今回+−になった
のは、尿の濃さ(比重)の違いのせいでしょう。
(前回は尿が薄すぎたからーで、実質は+−だったと解釈できる)
いずれにしても、治療前の1日蛋白量(推定)0.5〜0.8からは、
減少しています。

潜血の方は、前回+−から今回ーになりましたが、

赤血球数 3.30  前回 3.60

赤血球数に前回と大差はありません。
治療前は、潜血2+の時に、赤血球数70の時がありましたし、
治療前の赤血球数平均50くらいより減少しています。

結論として、
「蛋白」「潜血」ともに、前回とほぼ同じ、平行線の結果と言えます。
いい意味での平行線で、現時点ではステロイドパルスの効果が十分
出ているということです。


プレドニン(ステロイド)は、2ヶ月ごとに1錠ずつ減らしていく予定
なので、隔日6錠から隔日5錠となりました。


さて、私の場合、扁桃腺はまだ摘出していません(来月予定)。
「扁桃腺摘出」+「ステロイドパルス」(略して「扁摘パルス」)
この2つを組み合わせるのがIgA腎症の最善の治療法という考えが
日本国内では広がりつつあります(否定派もいる)。
扁桃腺摘出をパルスより先にしても後にしても、その効果に差はない
らしいです。
私の場合、扁摘はまだですが、パルスの効果は扁摘を先にしている人
と同じような効果が得られています。

「IgA腎症」は、

1)腎臓以外での病巣(扁桃腺が最有力、他に鼻炎・歯周病など)
 ↓
2)免疫システムの異常(変質した自己免疫IgAが血液中から腎臓に沈着)
 ↓
3)腎臓の炎症(潜血)→腎臓の機能低下(蛋白)

と理解しています。
どういう理由で自分の免疫(抗体)であるIgAが、自分の腎臓を
攻撃するように変質してしまうのか、解明されていません。
(特定のウイルス・細菌に影響されるのか?他の理由なのか?)

「ステロイドパルス」の目的は、腎臓の炎症を抑えるとともに、
異常な免疫システムをリセットすることにあります。
「パルス」(ステロイドを点滴により大量かつ一時的に投与)によって、
免疫の司令官の誤った指令をやめさせることができるらしいです。
これは、点滴による大量投与では可能で、内服では無理のようです。

私の場合、パルス入院により免疫システムがリセットされたのか、
潜血・蛋白ともに減少しました。
この状態が続くなら、扁桃腺摘出は不要とも思えますが、
半年後以降には、異常な免疫システムに戻ってしまう可能性がある
らしいです。
そのため、半年以内に扁桃腺摘出が必要ということです。
異常な免疫システムが作動する場所である病巣(扁桃腺)を取って
しまおうという考えです。
ただし、扁桃腺を摘出しても再発の可能性はあります。
(病巣は扁桃腺だけとは限らない)
パルスのみに比べて、扁桃腺も摘出した方が再発の可能性(確率)が低くなる
ということです。
(パルスのみの再発の可能性が仮に30%だとしたら、パルス+扁摘の再発
の可能性は5%といったように)
(この数字は仮の数字です、症状の程度でも異なるでしょう)
posted by 腎ユウサク at 23:35| Comment(0) | TrackBack(0) | ステロイドパルス療法・退院後 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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