2011年10月30日

IgA腎症とは

IgA腎症について、私なりの理解でまとめておきます。

IgA腎症とは?

慢性腎炎の一種です。
腎臓病>慢性腎臓病(CKD)>慢性(糸球体)腎炎>IgA腎症

正確な定義は、Wikipediaなどを参考にしてもらうとして、
私の理解で一言で表現すると、

自分の免疫(IgA)が自分の腎臓を攻撃してしまっている病気
です。
そういう意味では、自己免疫疾患の一種とも言えます。

IgAというのは、免疫の一種。
本来は外敵(ウイルスなど)から自分を守るための抗体であるIgAが、
血液中から腎臓の濾過装置(糸球体)に付着し、炎症を起こしてしま
うんです。


難病?

厚生労働省が指定する特定疾患(130疾患)の内の一つです。
子供(18歳未満)の場合、医療費助成制度があります。


病気になる原因は?

解明されていません。


進行するとどうなる?

積極的な治療を行わず、経過観察を続けると、
20年以内に人工透析が必要な状態(末期腎不全)になる確率40%
らしいです。
しかし、最近は積極的な治療法が確立されつつあり、
症状がなくなる「寛解」(この病気は完治とは言わない)の可能性は
高くなってきているようです。


自覚症状は?

私は、特にありません。
自覚症状なく、じわじわと腎臓が悪化するのが、この病気の怖い所
です。
(人によっては、風邪が悪化した時に肉眼でわかる血尿が出るらしい)
自覚症状がないので、『発覚のチャンスは「検尿」』です。
私の場合は、検尿で「潜血・蛋白の両方の+」が続き、「腎生検」という
腎臓の細胞を採取する検査で病名が確定しました。


積極的治療法は?

扁桃腺摘出」+「ステロイドパルス

「扁桃腺摘出」は、扁桃腺がこの病気に大きな影響を与えていると
いう考えに基づくものです。

「ステロイドパルス」は、ステロイドを点滴により大量に一時的に
投与するものです。

この2つの合わせ技により、この病気の寛解率が高くなりました。
(仙台の堀田先生が中心となり実績を上げる)
ただ、症状が進行していると、寛解率は低くなるようです。

ただ、「扁桃腺摘出」は理論的根拠がはっきりせず、一部の医師・
病院では否定的な見解もあります。

私がお世話になっている病院では、この治療法を薦められました。
ということで、「ステロイドパルス」のため明日から入院します。
その後、「扁桃腺摘出」(来年初め?)を行う予定です。
(どちらが先でも効果は差がないらしい)
posted by 腎ユウサク at 08:46| Comment(2) | TrackBack(0) | IgA腎症とは | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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