2012年03月02日

扁桃腺摘出手術で1週間入院


3ヶ月前からの予約である扁桃腺摘出が無事終了し、退院しました。
今回の入院は、楽勝だった前回のステロイドパルス入院に比べると、
苦戦しました。
ノドの痛みは想定内でしたが、思わぬ伏兵「口内炎」が舌の先など
に多発。
ノドの痛みは気にならなくなっても、口内炎のひどい痛みをこらえて
なんとか食べられる状態が退院日まで続きました。


入院1日目(手術前日)

入院手続の待ち時間を少なくするように、早く行かないで、
予約時間(13時)ちょうどくらいに受付へ到着する。
30分前〜20分前くらいに行くと、人であふれているからです。
(この病院の月曜日の入院手続の傾向)

前回は腎臓内科の病棟でしたが、今回は耳鼻科の病棟。
病棟は違えど同じ病室の作り(4人部屋)で、安心できます。
前回と同じ10階以上の階の窓際で景色は良し。
前回は南向きの窓際で晴れると暑かったですが、
今回は北向きで気温の変動なしで良かったです。

耳鼻科の担当医から、いろいろな説明を受け同意書にサイン。
その後は、麻酔科の診察室へ行き、全身麻酔の説明を受け同意書に
サイン。
説明を受けながらも、扁桃腺の手術なんてそんなに恐れるものでは
ない、楽勝だ、と思っていました。

その後は病室でゆっくりしていると、すごく可愛い女性がやってきて、
「明日の全身麻酔担当の麻酔科医の○○です」
えっ、麻酔科の診察室にいたベテランの先生ではなく、
この20代前半〜半ば?の若い女性の麻酔科医が担当?(不安)
普段の担当の看護師さんなら若い可愛い女の子がいいけれど、
手術の麻酔担当はおっさんでいいと勝手なことを思ってしまいました^^

この日は、ほぼ熟睡できました。
入院(病院)慣れして、腎生検やパルスでの入院時のような初日の
緊張感はありませんでした。


入院2日目(手術当日)

手術開始は午後1時の予定。
前日夜以降、絶食。
水分は朝7時まで。薬はプレドニンだけ朝7時に服用ということに。

健診の時に着るような手術衣に着替えて待ちます。
上半身は手術衣の下は裸ですが、下半身は普通の服(パジャマ等)で
よかったです。
靴下も普通のをはいたままでした。

予定より30分遅れ午後1時半開始となり、
歩いて手術室へ向かいます。
手術室へ入った瞬間、思ったよりガランとした印象でした。

点滴の針が刺され、酸素マスクを装着。
「全身麻酔始めます」の声が聞こえて、まもなく意識はなくなりました。
おそらく、麻酔薬が点滴により注入されたのでしょう。
それ以後は、どんなことが行われていたのか、さっぱりわかりません。





全身麻酔から、目覚めました。
すると、目の前(上)には、見知らぬ美女の顔が・・
全身麻酔から覚めたら美女の顔が現れるとは・・
誰?執刀医と別にもう一人女性の耳鼻科医が立ち会うと聞いていたから、
その人なのか?
その美女が、目の下の涙を拭いてくれました。
なぜか、涙が出ていたようです。
その美女の正体が、前日に挨拶にきた麻酔科医であったことに
気づいたのは、何時間か後のことでした(朦朧としていました)。

手術時間は予定をやや上回り、1時間半だったようです。
普通の人より出血が多かったらしいです。

ノドが痛い、それでも今まで一番ノドが痛かった時を少し上回る
くらいかな、というのが第一印象でした。
(といっても、近年はノドが痛くなったことがない)
そして、気分が悪い。
ふとした拍子に気分が悪くなるのです。
全身麻酔の副作用で、人によって気分が悪くなるようです。
3時間絶対安静でしたが、「ノドの痛み」と「気分の悪さ」がつらく、
言われなくても安静にしていたいという状態でした。

手術終了3時間後、夕食。
といっても、重湯やジュースなど水分だけ。
食後、たまっていた大便がすっきりと出ました(全身麻酔の後のせい?)。

その後も、ノドの痛みと気分の悪さで寝ているしかないですが、
「少し寝ては目が覚める」
「つばを飲み込むとすごく痛い」
「ふとした拍子に気分が悪くなる」
という状態の繰り返しで、
まともに眠れず、朝までの時間が長く感じました。
(気分の悪さは、朝までに終わりましたが)

後で知ったのですが、痛み止めの座薬とかが用意されていたようです。
でも座薬と聞いただけで拒否反応でおそらく断っていたでしょう。
この時点では、今晩だけ乗り切れば、あとは楽勝のはずと思って
いました。
でも、痛みによる睡眠不足とストレスが、口内炎悪化の原因となった
のかもしれません。


入院3日目(手術翌日)

この日の食事は、重湯(おもゆ)。
「重湯」とは、ウィキぺディアによれば、
伝統的な流動食の一種で、多量の水分を加えてよく煮た薄い粥の
上澄み液のことをいう。
重湯は、水分だけでほとんど味を感じないので、おいしくない。
もし明日も重湯なら脱走したいと思いながら、
「もしかして明日も重湯?」と看護師さんにたずねると、
明日は五分粥、とのこと。安心しました。

ノドの痛みの方は、相変わらず。
痛み止めの薬は、食後となっていましたが、
食前の方が、食事時の痛み軽減には効果が高いということで、
食前に飲んでいいということでした。

この頃から、口内炎が気になり始めました。

この日の夜もあまり眠れず。
少し寝ては目が覚める、つばを飲み込むとすごく痛い、
の繰り返しです。

ここで気づいたのは、前日夜の痛み止めの薬を夕食前に飲んでは
寝始めの頃には、薬の効果が薄くなっているはずということ。
前日夜の痛み止めの薬は、夕食後にしかも遅めに飲むべきだと
気づきました(そうすれば、寝入りばなだけでも寝やすいかも)。
翌日からは、痛み止めの薬を食前に飲むのは朝だけにし、
昼と夜は食後にしました。


入院4日目(手術後2日目)

食事は、五分粥(ごぶがゆ)に。
シャワー可に。

この日から、口内炎の痛みの方がひどくなってきました。
舌の先の裏に3ヶ所(これが食事時に痛い)。
唇の端の手術時のキズも口内炎のようになってきました。
ノドの痛みは、ややましになった程度。

口内炎はできやすい方ですが、昨年11月のステロイドパルス以降は、
なぜか口内炎がほとんどできなかったのです。
それが、ここで完全復活、それも過去最悪級です。


入院5日目(手術後3日目)

食事は、前日に続き、五分粥(ごぶがゆ)。

ノドの痛みは、かなりましになってきましたが、
舌の先の裏の口内炎の痛みの方は、ひどくなる一方。
食事時の痛みは、ノドはあまり感じず、口内炎が痛くて仕方ない。

本来なら、この日くらいから、食事が普通に食べれるようになる
はずでしょうが、口内炎の痛みのせいで、食事の時間がすごく
かかるのです。
入院時の楽しみである食事が楽しめない、ということで、
残念でした。


入院6日目(手術後4日目)

食事は、全粥(ぜんがゆ)。

ようやく、ご飯らしくなってきました。
でも、依然、口内炎の痛みがひどく、食事がつらい状態。

口内炎用の塗り薬も、あまり効果を感じません。


入院7日目(手術後5日目)

食事は、通常食に。

退院前日です。
口内炎の痛みがひどく、食事がつらい状態のままです。
院内のコンビニで、にんじん主体のジュースを買って飲んでみました。


入院8日目(退院日)

口内炎の痛みは、若干ましになりました。
ノドの痛みは、痛み止めの薬が効いている間は、ほとんど感じない
ほどです。

午前中に無事退院。
この退院日は、予定通りです。
止血作用のある薬は、次回通院日まで続けるように言われ、
痛み止めの薬は、適当な時期にやめるように言われました。


終わりに

前回のステロイドパルス入院は、
食事を楽しみ、散歩を楽しみ(今回は寒い)、一時帰宅したり、
と楽勝気分でしたが、
今回の扁桃腺摘出入院は、苦戦でした。
人それぞれでしょうし、パルス入院の方が苦戦の人もいるでしょう。

体重は、今回の入院で2キロ減。
昨年11月のパルス入院で4キロ減だったので、
2回の入院で71キロから65キロへの6キロ減のダイエット。
腹回りや尻回りのぜい肉が取れ、姿勢がよくなった気がします。
リバウンドしないよう、気をつけたいです。
一方、顔は以前のふっくら気味のまま。
これは、ステロイドの副作用であるムーンフェイス(満月顔)と
やせたのとが相殺されているのかもしれません。
他人が顔だけ見れば、やせたとは思えないでしょう。


普段は扁桃腺が腫れたこともないのに扁桃腺を摘出したのは、
腎臓病(IgA腎症)の治療の一環のため。
「扁桃摘出+ステロイドパルス」療法が、
現時点でのIgA腎症のベストの治療法と考えられているためです。

今回の入院中は、尿検査がありませんでした。
耳鼻科だからでしょう。
手術により尿が変化するかどうか興味があったのですが・・・
posted by 腎ユウサク at 21:45| Comment(2) | TrackBack(0) | 扁桃腺摘出 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年02月17日

パルス退院3ヶ月後の通院(次週は扁桃腺摘出)

ステロイドパルス退院後3ヶ月が経ちました。
検査結果は、次の通りです。

蛋白 (−)  1月(+−) 12月(−) 治療前 (2+)〜(+)
潜血 (−)  1月(−) 12月(+−) 治療前 (2+)〜(+)

比重 1.007  1月 1.013 12月 1.007
(尿の濃さ)

1日蛋白量 0.17g  1月 0.19g 12月 0.18g 治療前 0.5〜0.8
(尿蛋白÷尿クレアチニン)

赤血球数 0.80  1月 3.30 12月 3.60 治療前 50〜70


蛋白・潜血ともに、マイナスとなりました。
尿が薄いとマイナスになりやすいですが、
12月と同じ比重(尿の濃さ)で、潜血が+−から−になったのは、
潜血が減っているということでしょう(赤血球数も減)。
1日蛋白量の方は、この3ヶ月ほぼ変わりないです。
理想を言えば、1日蛋白量0.14以下に減って欲しいですが・・・

現時点では、治療前に思っていたよりうまくいっている、と感じます。
この病気の方のブログ等を拝見すると、パルス退院3ヶ月後くらいでは、
蛋白・潜血のどちらか(または両方)が+という人も結構いるよう
だからです。

プレドニン(ステロイド)は、2ヶ月ごとに1錠ずつ減らしていく
予定の通りに、今月は先月と同じ隔日5錠のままです。
現時点では、ステロイドの副作用で困っていることはありません。



さて、次週は、扁桃腺摘出のため再入院(1週間)です。
3ヶ月前からの予約です。
総合病院では、耳鼻科の扁摘手術は予約待ちの状態。
他のブログ等を拝見すると、先に扁摘手術を耳鼻科専門の病院で
行ってから、ステロイドパルスを始める人も結構いるようです。
多数派は、「扁摘→パルス」の順。
私は、「パルス→(3ヵ月後)扁摘」の順です。

扁桃腺を摘出すると、一時的に尿検査の結果が悪化することが
あるらしいです。
腎臓に悪影響を与えるんですね。だから摘出するんですけど・・

手術後数日しばらく痛そうなのが不安(個人差があるようですが)。
入院中の楽しみである食事が満足にとれそうにないのも残念です。
個人的には楽勝だったパルス入院に比べると、今回は少しつらいかも?
posted by 腎ユウサク at 21:22| Comment(0) | TrackBack(0) | ステロイドパルス療法・退院後 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年01月20日

パルス退院2ヶ月後の通院日

ステロイドパルス退院2ヶ月後(2回目)の通院日の報告です。

蛋白(+−)  前回(ー)
潜血(ー)  前回(+−)
1日蛋白量(推定)[尿蛋白÷尿クレアチニン] 0.19g  前回0.18g


比重(尿の濃さ) 1.013(薄め)  前回 1.007(かなり薄い)
[比重の標準値は、1.01〜1.03]

1日蛋白量(推定)がほぼ同じなのに、前回ーから今回+−になった
のは、尿の濃さ(比重)の違いのせいでしょう。
(前回は尿が薄すぎたからーで、実質は+−だったと解釈できる)
いずれにしても、治療前の1日蛋白量(推定)0.5〜0.8からは、
減少しています。

潜血の方は、前回+−から今回ーになりましたが、

赤血球数 3.30  前回 3.60

赤血球数に前回と大差はありません。
治療前は、潜血2+の時に、赤血球数70の時がありましたし、
治療前の赤血球数平均50くらいより減少しています。

結論として、
「蛋白」「潜血」ともに、前回とほぼ同じ、平行線の結果と言えます。
いい意味での平行線で、現時点ではステロイドパルスの効果が十分
出ているということです。


プレドニン(ステロイド)は、2ヶ月ごとに1錠ずつ減らしていく予定
なので、隔日6錠から隔日5錠となりました。


さて、私の場合、扁桃腺はまだ摘出していません(来月予定)。
「扁桃腺摘出」+「ステロイドパルス」(略して「扁摘パルス」)
この2つを組み合わせるのがIgA腎症の最善の治療法という考えが
日本国内では広がりつつあります(否定派もいる)。
扁桃腺摘出をパルスより先にしても後にしても、その効果に差はない
らしいです。
私の場合、扁摘はまだですが、パルスの効果は扁摘を先にしている人
と同じような効果が得られています。

「IgA腎症」は、

1)腎臓以外での病巣(扁桃腺が最有力、他に鼻炎・歯周病など)
 ↓
2)免疫システムの異常(変質した自己免疫IgAが血液中から腎臓に沈着)
 ↓
3)腎臓の炎症(潜血)→腎臓の機能低下(蛋白)

と理解しています。
どういう理由で自分の免疫(抗体)であるIgAが、自分の腎臓を
攻撃するように変質してしまうのか、解明されていません。
(特定のウイルス・細菌に影響されるのか?他の理由なのか?)

「ステロイドパルス」の目的は、腎臓の炎症を抑えるとともに、
異常な免疫システムをリセットすることにあります。
「パルス」(ステロイドを点滴により大量かつ一時的に投与)によって、
免疫の司令官の誤った指令をやめさせることができるらしいです。
これは、点滴による大量投与では可能で、内服では無理のようです。

私の場合、パルス入院により免疫システムがリセットされたのか、
潜血・蛋白ともに減少しました。
この状態が続くなら、扁桃腺摘出は不要とも思えますが、
半年後以降には、異常な免疫システムに戻ってしまう可能性がある
らしいです。
そのため、半年以内に扁桃腺摘出が必要ということです。
異常な免疫システムが作動する場所である病巣(扁桃腺)を取って
しまおうという考えです。
ただし、扁桃腺を摘出しても再発の可能性はあります。
(病巣は扁桃腺だけとは限らない)
パルスのみに比べて、扁桃腺も摘出した方が再発の可能性(確率)が低くなる
ということです。
(パルスのみの再発の可能性が仮に30%だとしたら、パルス+扁摘の再発
の可能性は5%といったように)
(この数字は仮の数字です、症状の程度でも異なるでしょう)
posted by 腎ユウサク at 23:35| Comment(0) | TrackBack(0) | ステロイドパルス療法・退院後 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年12月29日

いい年になりますように

今年もまもなく終わりです。
10月の腎生検でIgA腎症という病気であることが判明し、
11月にステロイドパルス療法のため入院しました。
現在はプレドニン(ステロイド)6錠を隔日服用、という状況です。

幸いにも現時点では、経過は順調のようで、
蛋白・潜血ともに減っているようです。
恐れていた副作用も特には感じません。
(最大の誤算は競馬予想が当たらなくなったこと・・)

腎生検を受けようかどうか迷ってネットで調べたり、
ステロイドパルス療法は安心できるのかネットで調べたり、
そんな不安を持ちつつ、治療を始めたのですが、
今では、
腎生検を受けてよかった
ステロイドパルス療法の入院をしてよかった
と思っています。
(私の場合、扁桃腺摘出は来年に後回しですが)


この病気であることを知ってから、ネットや本で研究し、
私が決意したことは、
難病であることを認識して
打てる手はすべて打つ
医師の指示にすべて従う
ということです。

現時点では、思ったよりうまくいっているようですが、
油断はできません。
来年は「寛解(蛋白・潜血の消失)です」という医師の言葉を
早く聞きたいものです。
(そうなっても再発の可能性は残るので完治ではない)


それでは、来年がいい年になることを願い、
今年の終わりをむかえようと思います。
皆さん、良いお年を!

posted by 腎ユウサク at 22:11| Comment(4) | TrackBack(0) | ステロイドパルス療法・退院後 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年12月16日

ステロイドパルス退院後1ヶ月経過(最初の通院日)

ステロイドパルス退院後1ヶ月(正確には4週間)が経過し、
今週は、退院後最初の通院日がありました。
期待と不安をもって迎えた尿検査の結果は、
思ったより良好でした。
「順調ですね。ユウサクさんは、良くなるのが早い方ですね。」
と医師のお言葉。

尿検査の結果は、

蛋白 (ー)
潜血 (+−)
蛋白/クレアチニン比(尿蛋白÷尿クレアチニン) 0.18

+−判定は、尿の濃さに左右される(尿が濃いほど+になる)ので、
上記3番目の蛋白/クレアチニン比が、尿の濃さに左右されにくく、
一日蛋白量の推定に使われています。
(0.18というのは、一日蛋白量が0.18gと推定されるということ) 

<治療開始前>は、
+−判定が、蛋白・潜血ともに、2+〜1+
蛋白/クレアチニン比が、0.8〜0.5
というのが平均値でした。

今回の検査結果は、良すぎると感じます。
というのも、自宅でひそかに市販の検査紙(ウリエース・蛋白のみ)で、
週1〜2回検査してみると、蛋白が(+−)か(1+)くらいになる
んです。(見間違い?)(でも退院直後は(ー)でした)
検査結果を信じきれず半信半疑ですが、
とりあえず喜んでいいのかな。
病院の検査結果の方が正確でしょうから。


経過が順調なので、薬の量が1錠減るかなと思ったら、
プレドニン隔日6錠は、予定通り2ヶ月間続けるということです。


次回の通院は、1ヶ月後(5週間後)です。
このまま、順調にいって欲しいものです。

posted by 腎ユウサク at 21:18| Comment(2) | TrackBack(0) | ステロイドパルス療法・退院後 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする